空間の美しさや個性を重視して、内装やインテリアなどのデザイン性を高めるリフォーム工事です。

通常のリフォームは、既存の間取りをそのまま活かし、原状回復を目的とした工事が主流でした。

通常のリフォームとは違い、住む人の嗜好や多様化したライフスタイルに応じて、デザイン性と機能性の両方を重視したリフォームとなっています。

デザイナーと話し合いながらリフォーム内容を決めるため、通常のリフォームよりも細部にこだわれます。

施主の要望を、細部にわたって反映させやすいのが特長です。

中古物件でも、自分好みの個性的な住宅に変えられるのが、デザインリフォームのメリットです。

住んでいて、こういう機能があればと思ったときでも、デザインリフォームをおこなえば、中古物件であっても快適に過ごせます。 暮らしやすさに加え、美しさや心地よさにもこだわった、理想に近いライフスタイルを実現できるでしょう。

デザインリフォームの実施を前提としていれば、理想の間取りやデザインを実現でき、既存の間取りを気にする必要がないため、物件の選択肢が広がります。

人気のエリアや立地の良い中古物件も選択肢に入るため、物件を購入してリフォームしようとを考えている方には、メリットとなります。

デザインリフォームでは、建築家や設計士にデザインを依頼するため、工事費用とは別にデザイン費用や設計手数料などが必要です。

デザイン料がかかる場合、相場は工事費の約5～25％であり、とくに10～20％前後と設定している会社が多く見受けられます。

工事費のほかに、諸経費や出張料なども別途発生する可能性が高いです。

最終的な施工契約を結ばなくても、詳細な図面を作成してもらった場合は、設計費やデザイン料が請求されるケースもあるため、ご留意ください。

見積もりを依頼する際には、どの範囲まで無料で対応してもらえるか、仮のデザイン作成を依頼した場合の費用がどの程度かかるのかなどを、しっかり確認しておきましょう。