モノの値段は景気の動向によって大きく左右されます。
景気がよくなれば物価は高くなり、悪くなれば物価が下がるというのが基本的な関係です。中古マンションも例外ではなく、価格と景気動向は強い相関関係にあります。 景気が上向くと、購入希望者が増えることもあって中古マンションの価格は上昇し、逆に景気が減退すれば、中古マンション価格は下落する傾向があります。
また、コロナ禍以降、テレワークの普及によって立地は多少不便でも広いマンションが人気になるなど、人々のライフスタイルの変化も中古マンション価格に影響します。
グラフの通り、この15年間マンションの価格は上昇を続けています。 2012年の第2次安倍政権のアベノミクスが始まったのと連動して、価格が大きく上昇していることが見てとれます。
最近の景気の状況から、マンションの価格はこのまま上昇を続けるのか、それとも下がっていくのか、どのように見通しを立てるかが、売主様が売り時を判断する上で大きなポイントとなります。